イギリス人から見たUKアート アート・ハンドラーに聞く

前衛的で、見る者に衝撃を与える英国の現代美術。スコットランド出身、ロンドン在住で作品展示の仕事に携わるアーティストのクレアに、イギリス人から見たUKアートについて、聞いてみました。
※クレアが住むロンドン郊外、ナンヘッドのフラットにて撮影
写真・インタビュー:山田敦士

普段は美術館で、作品展示を行なうアート・ハンドラーという仕事をしています。
私自身もアーティストとしてペインティングやインスタレーションといった表現で作品制作を行なっています。空間に作品を展示するインスタレーションの面白さは、観るものを作品の中に引き込み、異質な体験ができる点です。

日本の作家の作品はエレガントで、とても美しいですね。多くの方がイメージしているように、UKアートの特長はアグレッシブなところだと思います。ヤング・ブリティッシュ・アーティストたちを中心に多様な表現の作家が存在しますが、必ずしもすべての人たちが過激な作品を求めているわけではなくて、油彩などの伝統的な表現もあれば、さまざまな手法、多様性があるのがロンドンのアートの面白いところですね。

私にとってのアートとは”価値観を変える何か”だと思います。将来的にはアーティストとして生活するのが夢ですが、展示の設営はとても興味深く、多数のアーティストの作品、さまざまな表現でのアプローチ方法に触れられるのはとても勉強になります。そういった経験が、自分自身の表現を見直すきっかけにもなっています。

 

掲載号:SHUTTER magazine Vol.5
(2012年6月30日発売)

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