吹き零れる程_メインアー写

クリープハイプ その想いは鋭く、切ないまでに胸に迫る

独自の観察眼で「時代」を鋭く描写する4人組ロックバンド・クリープハイプ。セカンドアルバムも好調な彼らを、気鋭の映画監督・松居大悟が映像化した新作映画がいよいよ公開!
Text=櫻井昌(KREATIVIA)

 

表現とはつまるところ「時代」をどのように描くか、である。
荒々しくも繊細なガレージサウンドにハイトーンヴォイスが複雑に絡み合う比類なき音楽観でメジャーデビュー以降、多くのファンを獲得し続けるクリープハイプ。特筆すべきは、楽曲はもとより、尾崎世界観(Vo.&Gt.)が描く歌詞世界にある。それは新作アルバム「吹き零れる程のI、哀、愛」でも示したように、まるで純度の高い文学作品のようでもある。では、なぜそこに多くの共感が生まれるのか。
現実に向かい合う者たちの群像——尾崎が歌詞で表現しているのはまさにその一点、この時代に生きる人々を描いているのだ。つまり、そこには等身大のわたしたちが描かれている。それをクリープハイプの楽曲が優しく包み込み、導いてくれるのである。


映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』
松居大悟監督・脚本によるオリジナルストーリーがクリープハイプのヒットチューンと絡み合い、時代を投影する。出演は池松壮亮、黒川芽以、山田真歩ほか。10月26日(土)から11月15日(金)までユーロスペースにてレイトショー他、全国順次公開。

MainS.(C)2013-Victor-Entertainment,-Inc
© 2013 Victor Entertainment, Inc.

【関連情報】
クリープハイプ オフィシャルサイト http://www.creephyp.com/
クリープハイプ Twitter https://twitter.com/creephyp

 

掲載号:SHUTTER magazine Vol.10
(2013年9月30日発売)

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