モデルってだから面白い!写真家の視点=作品で、こんなに変わる被写体のイメージ
まるで、違う誰かの人生を演じるように。メイクやスタイリング、撮影場所、同じ被写体でもコンセプトひとつで、まったく印象の異なる物語が奏でられる。『作品撮り』の世界観を彩る上で中心になるのは、やはりモデルという存在。モデルから見た作品撮りの面白さを、実際に撮影された写真作品とともに掲載する第2回。100人いれば100通りのストーリーがそこにはあるのです。
Model:奏ミチコ
写真:長尾大悟(Photographer)、村木アケミ(Hair&Make-up)
PreOne Corset Worksブランド撮影
最高の自分に変身できる、そんな空間が好き
〝撮影〟という空間がとても好き、というか、モデルとしてレンズの前に立つのが好きなんです。いままで100人以上のカメラマンさんに撮影してもらったのですが、最高に面白い状態で鏡に写ってる私をみんなが見てることに、自分自身に酔ってるような一種の快感というか、ナルシシズムを感じます(笑)。
写真:綾瀬凛(Photographer)pays des feésブランド撮影
ファッション系の撮影はヘアメイクさんがいることでテンションが上がるというか、非現実的なメイクで変身できるときもあるので、コスプレみたいな感覚もありますね。カメラマンさんによって現場で醸し出す空気が違うのも楽しいです。
掲載号:SHUTTER magazine Vol.15
(2014年12月30日発売)