モデルってだから面白い!写真家の視点=作品で、こんなに変わる被写体のイメージ
まるで、違う誰かの人生を演じるように。メイクやスタイリング、撮影場所、同じ被写体でもコンセプトひとつで、まったく印象の異なる物語が奏でられる。『作品撮り』の世界観を彩る上で中心になるのは、やはりモデルという存在。彼女たちから見た作品撮りの面白さを、実際に撮影された写真作品とともに掲載します。100人いれば100通りのストーリーがそこにはあるのです。
Model:濱 未亜
写真:長野博文
写真:RiekoHonma
写真:セルフポートレート
ポートレートという、ありのままのいろんな自分
2年ぐらい前から、いろんな写真家さんの被写体としてポートレートを撮ってもらうようになりました。陰と陽、繊細さなど、撮影する方によって自分の中の異なった部分を引き出してくれるのが楽しいですね。
写真:冨成鉄
写真:渡辺潤一郎
写真:久富忠彦
ふだんは私が住んでいる高円寺(東京)周辺で自然な雰囲気の写真を撮ることが多いのですが、越後湯沢(新潟)など、遠出して撮影することもあります。最近は自分でもカメラを買ってセルフポートレートを撮っていて、先日初めてコンペで賞をもらいました。これからは撮る方にも力を入れていきたいです。
掲載号:SHUTTER magazine Vol.15
(2014年12月30日発売)