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【映画情報】わたしの名前は…

【映画情報】わたしの名前は…

アニエスベーが発表した初長編監督映画

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©Love streams agnès b. Productions

ファッションデザイナーでありながら、ハーモニー・コリン作品のプロデュースや、「マルホランド・ドライブ」「パルプ・フィクション」など数々の映画で衣装デザインをするなど映画界ともかかわりが深く、自身でも映画制作会社を設立しているアニエスベー。
ファッション業界では長きにわたって著名なアーティストとして賞賛される彼女が、本名のアニエス・トゥルブレ名義で満を持して発表した初長編監督映画が「わたしの名前は…」です。

少女とトラック運転手のロードムービー

10年以上前に新聞で読んだ事件をきっかけに作られた本作は、12歳の少女とトラック運転手の逃避行を描いたロードムービー。
トラック運転手を演じたのは「ジダン/神が愛した男」の監督で現代美術家のダグラス・ゴードン。アメリカン・アンダーグラウンドを代表する映画監督、ジョナス・メカスが撮影したシーンには、イタリアの政治哲学者アントニオ・ネグリが出演。
また、劇中に流れる音楽の制作にはフランスのエレクトロポップ・デュオ、エール(Air)のジャン=ブノワ・ダンケルが参加、米オルタナティブ・ロック界の最重要バンド、ソニック・ユースも未発表音源を提供するなど、豪華な友人たちの協力を得てつくられたことが話題になりました。

映画のあらすじ

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©Love streams agnès b. Productions
父親から虐待を受けていた12歳の少女。ある日、学校の遠足で出かけた海辺で偶然停まっていたトラックに乗り込んだ彼女は、スコットランド人のトラック運転手と共に逃避行に出ることに。
フランス語と英語、言葉が通じない2人は、次第に心を通わせていく…。

公開に当たって、アニエスベーは「思いがけないことが不意に現れる。物の見方をずらしてみる― 私は、旅で経験する出会いや日常から切り離された純粋な自由を描きたかったのです」とのコメントを寄せています。
まるで、おとぎ話のような不思議なタッチで描かれるロードムービー。メジャー作品に飽きた人は、ぜひチェックしていただきたい1本です。

2015年10月31日(土)
渋谷アップリンク、角川シネマ有楽町ほか 全国順次ロードショー
監督・脚本・撮影・美術:
アニエス・トゥルブレ(アニエスベー)
出演:ルー=レリア・デュメールリアックほか

掲載号:SHUTTER magazine Vol.18

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