レンズの画角を生かしたり、
被写体への指示で素敵な写真に
一眼レフカメラやコンパクトデジカメ(コンデジ)などで全身を撮りたいときも、難しい技術ではなく基本を知っておくだけで、いい写真が撮れます。たとえばレンズの画角。一般的なコンデジは『広角レンズ』といって、周囲の状況が広く撮れるレンズが多いのですが、この『広角レンズ』で、やや下から「あおる」ことで、背が高くスリムな印象の写真が撮れます。しゃがんで低い位置から撮ってみましょう。
また、近くの壁や木にもたれかかってもらったり、足の組み方や、体の角度を変えてもらうだけでスタイルがよく見えます。「壁にもたれて」「ポケットに手を入れて」など、撮影イメージを伝えることを『ポージングの指示』といいます。慣れないと恥ずかしいですが、友達を撮るときなどにも勇気を持って、指示出ししてみましょう。すごく素敵な写真が撮れますよ。
広角レンズであおると、背が高くきれいに
ちょっとしたポージングでスタイルよく
いかがでしたか?難しい印象のあるポートレート撮影も、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、ぐっと自然できれいな写真になります。さっそく今日から実践してみますしょう!