チェキのフィルム(instaxフィルム)が使えるカメラは、本家となるチェキ以外にも色々と発売されています。今回は、そんなチェキ互換のインスタントカメラを7種紹介させてもらいましょう。
大切な瞬間をその場でプリントできるチェキ
インスタントカメラ「instax」シリーズは、日本では「チェキ」の愛称で親しまれています。大切な瞬間をその場でプリントできるチェキは、デジタル撮影が当たり前になった現代において新たな認知と人気を獲得。チェキ専用のフィルムも多種多様なアイテムが開発・発売され、世界中で好評を博すようになりました。
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https://www.shutter-mag.com/squareup/
ハンドルを回すと写真が出てくる「Pixtoss」
そんなチェキのフィルムが使えるチェキ互換のインスタントカメラ、まずご紹介するのはタカラトミーの「Pixtoss」です。「Pixtoss」は、シャッターを押してハンドルを回すと写真フィルムが出てくるという、簡単ながら超アナログなアクションが楽しめるカメラ。また、フィルム独特の味わいに加えて、白飛びカットフィルターを兼ねたレンズキャップも備えるなど、画質面でも魅力のある製品となっています。
ライカ初のインスタントカメラ「ライカ ゾフォート」
続いてご紹介するのは、お馴染みライカの「ライカ ゾフォート」。こちらは、カメラそのものの代名詞とさえ言えるライカが初めて送り出したインスタントカメラです。「手で触れられる形のあるアート作品」としてプリントを生み出す性能を誇ると共に、ライカのデザインチームが仕上げたデザインも美しい、正に優れもの。ボディ3色で展開された製品は、生産終了となった現在ではプレミア化しています。
完全手動式の「Escura Instant 60s」
強烈なレトロヴィンテージ感が楽しめる点では、「Escura Instant 60s Camera」も見逃せません。こちらのインスタントカメラは、シャッターの切り替えもフィルムの巻き取りも完全手動式。撮影の醍醐味をダイレクトに体感できるカメラとなっています。またデザインも強烈にレトロ感に溢れており、ブルー・オレンジ・ピンクの3色が展開されているのも魅力です。
電池不要の超アナログ撮影が楽しめる「Jollylook」
欧州生まれであるブランド「Jollylook」のインスタントカメラもまた、電池不要の超アナログ撮影が楽しめる製品です。こちらのブランドが送り出した「レトロInstaxミニヴィンテージルック折りたたみボール紙インスタントカメラ」は、雨天時の使用が非推奨なくらいに徹底的な紙仕様。デザインも、極めてヴィンテージな仕上がりとなっています。
「Diana Instant Back+」もチェキ対応
1960年代に人気を誇った「Diana」の復刻版「Diana+」もまた、チェキフィルムに対応できるカメラです。インスタントフィルム対応用のアイテム「Diana Instant Back+」を装着すると、全ての「Diana+」でチェキフィルムでの撮影が実現。レンズ・フラッシュを活用した撮影や、多重露光インスタント写真や長時間露光インスタント写真が撮れるのも、嬉しいところでしょう。
ドリーミーな「Diana Instant Square」
「Diana+」ではまた、インスタントカメラの新製品として「Diana Instant Square」も打ち出しました。この「Diana Instant Square」では、カルト的人気を博した「Diana」の写りとルックを正面から継承。スクエアフィルムの真四角フォーマットで、アナログならではのドリーミーな写りを実現しています。レンズ交換も可能であり、「Diana+」のアクセサリーレンズ各種(スプリッツァー以外)が活用できるのも大きな利点です。
アタッチメントレンズ3種付き「Lomo’Instant」
さらにレンズが充実しているのは、3種のアタッチメントレンズが付いた「Lomo’Instant」のセットでしょう。ロモグラフィーが展開しているこちらのセットでは、仕上がった写真をその場で誰とでもシェアできるインスタントカメラ「Lomo’Instant」に、魚眼・ポートレイト・クローズアップのアタッチメントレンズを同梱。ある意味、チェキフィルムで最もクリエイティブな撮影が可能なカメラであると言えるかも知れません。
「Lomo’Instant Wide」ウィリアム・クラインモデルも
あとがき
チェキのフィルムは、現在も様々な形でカメラの世界を拡張しています。ただ、メーカーによっては生産終了や新機種に差し代わる場合もあるので、入手を検討されている方はお早めに。