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【SQUARE UP!】写真家・MARCO インタビュー ある朝の2時間ほどの出来事 その一瞬をとらえたくて

【SQUARE UP!】写真家・MARCO インタビュー ある朝の2時間ほどの出来事 その一瞬をとらえたくて

instax“チェキ”のスクエアフォーマットギャラリーサイト「SQUARE UP!」では、チェキスクエアの作品を掲載。本ギャラリーでは、自らの世界を切り開くアーティストたちが撮影する写真を通して、表現することの面白さを世の中に伝えていきます。

SQ1で切り取る世界

今回のゲストは、写真家のMARCOさん。ヴィヴィッドな色彩とグラフィカルなエッセンスを取り入れた表現で多くの人を魅了しています。
インスタントカメラinstax“チェキ”の新製品「instax SQUARE SQ1」(以下、SQ1)で撮影していただき、写真やご自身について語っていただきました。

▼さまざまな著名人が撮影したチェキスクエアギャラリー「SQUARE UP!」もチェック!
https://www.shutter-mag.com/squareup/

Q:こんにちは!今日はSQ1で撮っていただいた作品や、MARCOさんご自身についてお話いただけたらと思います。
MARCOさん(以下、MARCO):よろしくお願いします。

Q:SQ1で撮影いただきましたが、写っているのはMARCOさんのお子さんですか?
MARCO:はい。今朝の2時間くらいの出来事を撮りました。子どもの感情や表情の変化ってすごく豊かで、短時間でもこんなに表情があります。昨日までロケ撮影があって、3日間不在にしていたんです。ずっと会えていなかったこともあって、いつも以上に感情の激しい朝でした。甘えて泣いたり、楽しすぎて笑ったり。

Q:お子さんと数日ぶりの再開だったんですね!
MARCO:そうなんです、仕事でしばらく会えなくて。久しぶりに顔を合わせたら、すごく変わっている気がしました。毎日一緒にいると気が付かないですけど、子どもは少し会わないだけでだいぶ変わりますね。この前よりも目がちょっと離れたかな…!?みたいな(笑)。大人は1年会わなくてもそれほど印象が変わらないのに、子どもは3日会わないだけで全然違う。面白いですよね。

Q:お子さんをテーマに撮影されたのは、どんな思い入れがあるのでしょうか?
MARCO:普段、保育園に預けているので、私がお母さんでいる時間ってすごく短いんです。朝起きてから撮影に行くまでの1時間半と、夜迎えに行ってから寝かせるまでの3時間くらい。1日に5時間くらいしかお母さんではいないんですけど、その中でも、一緒に過ごすその一瞬一瞬が私のパワーの源になっていて、写真を撮る原動力でもあるんです。

Q:スクエアを使ってみて、いかがでしたか?
MARCO:インスタグラムがスクエアだから、最近の人たちはスクエアに馴染みがありそうだけど、6×6のカメラって私はあまり使ってこなかったので、少しどんと構えて撮ろうとしちゃうところがあります。今回はその構えを取り払って自由な画角で撮りたいなと意識して撮りました。

▼MARCOさんのそのほかのチェキは、こちらから!
https://www.shutter-mag.com/squareup/app/gallery_marco.html

フィルムで撮る、ということ

Q:日頃の撮影でもフィルムを使っていらっしゃるんですよね。フィルムに対するこだわりがあるのでしょうか?
MARCO:20年以上同じカメラとレンズで、何も変わらずに、フィルムに対する抵抗も気負いもなく、フィルムで撮り続けているだけ。自宅に暗室もあるのでフィルムで撮ってプリントする作業が身近なんです。

Q:フィルムで撮る、ということが、MARCOさんにとって自然なことなんですね。
MARCO:そうですね。もちろん仕事はデジタルで撮ることが多いですが、フィルムで撮影することが自分の肌に馴染んでいるんだと思います。

Q:何かの影響を受けて、ご自身の撮影のスタイルが変わったことはありますか?
MARCO:大きく影響を受けたことはあまりないですが、日々色んなものに触れて少しずつ影響を受けています。写真だけじゃなくて映画、舞台、絵画、漫画などいろんなものから影響を受けています。


Q:そうなんですね!最近、夢中になっていることはありますか?
MARCO:コロナの自粛期間でいろんなことを始めました。幼い頃に弾いていたピアノだったり、タップダンスだったり。ほかにも、自分の写真を使って写真の塗り絵を作っています。

Q:写真を使った塗り絵というのは?
MARCO:自身の写真集に掲載していた写真をモノクロにして、色鉛筆や絵の具で彩色できるようにしているんです。写真がベースになっていて濃淡がついているので、マーカーでざっと塗っただけでも陰影があって、レトロでかわいい絵になります。

▼MARCOさんの「COLORING BOOK 塗り絵」はこちら!
https://marco149.stores.jp/items/5f63144d07e163197dc11f30

Q:お休みの日は何をして過ごすことが多いですか?
MARCO:今はなかなか外出もできないので、お休みの日には子どもと一緒にダンボール工作をしたり、印刷所でもらった大きな模造紙にお絵描きをしたりしています。以前、絵の具を水に垂らして、水面にできた模様を紙に写しとるマーブリングというものを保育園で習ってきて、不思議な模様ができるのが面白くて、みんなで夢中になってやっていたこともありました(笑)。

Q:今後、挑戦したいことや目標はありますか?
MARCO:新しい挑戦としてデジタルの写真集の制作をしています。紙の写真集ではできないギミックを盛り込んだ写真集になっていて、1月末頃から配信スタートします。あと、ずっと撮り続けている水中写真も写真集にしたいです。全てモノクロで撮影していて、カラー写真だと色の情報で紛れてしまう光と影だけに焦点を当てて、海の中で舞い上がった砂が光を受けてきらめく様子をひたすら撮っています。

Q:周りから求められていることと、ご自身が表現したいと思うことのギャップを感じることはありますか?
MARCO:ずっとあります。でも、きっと誰もがそうだし、自分がそんなに定まっていないし…。人って、外から見えている部分はごく一部で、何角形かわからないけれど、外からはその一辺しか見えない。昔はそれが苦痛で、ギャップに苦しさを感じることもありました。でも経験を重ねていくことで、この一面では求められているこの面を表そう、別の一面で自分が表現したいこの面を出していこうと考えられるようになりました。なので、今は全然苦痛ではないというか、自分では思いつけないことを求められることが逆に嬉しいと思っています。自分のどの一面を求められているのかを見極めて、これからも表現し続けていけたらと思います。

写真=山田敦士
取材=百佐保里

プロフィール

MARCO
写真家。長野県出身。2008年より活動開始。
ヴィヴィッドな色彩バランスと、フットワークの軽いグラフィカルな画面構成力で数多くの媒体で活動する傍ら、写真集、写真展開催などの他、伊勢丹でのポップアップショップの開催など、写真を使ったグッズでも人気を集めている。
https://marco149.com

MARCOさんが撮影したチェキは、こちらから!

さまざまな著名人が撮影したチェキスクエアギャラリー「SQUARE UP!」
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