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【SQUARE UP!】女優・モデル 瀬戸かほ 撮るたびに込み上がる、新鮮な気持ち

【SQUARE UP!】女優・モデル 瀬戸かほ 撮るたびに込み上がる、新鮮な気持ち

instax“チェキ”のスクエアフォーマットギャラリーサイト「SQUARE UP!」では、チェキスクエアの作品を掲載。本ギャラリーでは、自らの世界を切り開くアーティストたちが撮影する写真を通して、表現することの面白さを世の中に伝えていきます。

SQ1で切り取る世界

女優、モデルとして活躍中の瀬戸かほさんに、インスタントカメラinstax“チェキ”の新製品「instax SQUARE SQ1」(以下、SQ1)で撮影していただき、写真やご自身についてお話いただきました。


▼さまざまな著名人が撮影したチェキスクエアギャラリー「SQUARE UP!」もチェック!
https://www.shutter-mag.com/squareup/

Q:こんにちは!SQ1で撮っていただいた作品や、ご自身についてのお話をお伺いできたらと思います。
瀬戸かほさん(以下、瀬戸):よろしくお願いします。

Q:SQ 1で何を撮影されましたか。
瀬戸:お花が好きなので散歩の途中で見かけたツツジや、飼い猫が自由気ままに過ごす姿を撮りました。セルフィーモードに変えて自撮りにも挑戦してみました。


Q:こちらの写真は刺繍でしょうか。
瀬戸:フルーツの絵柄の刺繍です。まずは絵を描いて、たくさんある色の中から糸を選んで縫っていきました。距離感が難しくて、写真は少しボケてしまいましたが…(笑)。

Q:お上手ですね!刺繍はいつからやっていらっしゃるのでしょうか。
瀬戸:コロナの影響で家で過ごす時間が増えたので、この時間を使って何かできることはないかなと思って始めました。新宿に立ち寄ったときに、糸が400色が入っている4万円のセットを見つけたので買ってみました。なので、糸だけは豊富にあるんです(笑)。異なる色味や濃淡の差で陰影をつけたり印象を変えたりして、すごく楽しいです。

Q:刺繍は集中力が求められそうですね。
瀬戸:細かい作業なので、余計なことを考えていると糸がよれてすぐに失敗しちゃうんです。なので、精神統一しながら1針1針集中して縫っています(笑)。道具はずっと持ち歩いているので、天気のいい日には公園で作業することもあります。青空の下、すごく気持ちがいいですよ。


Q:これは夕日のお写真でしょうか。
瀬戸:自宅の窓がすりガラスなのでカーテンをかけていないんですけど、夕方にふと見たら、ガラス一面が群青色と橙色が混ざった幻想的な色に染まっていました。窓を開けると綺麗な夕空が広がっていて、空ってこんな色のときもあるんだ、と何枚もシャッターを切りました。

Q:お花の写真もたくさん撮っていらっしゃいますね。植物がお好きなんですね。
瀬戸:記憶に残るお花といえば、4歳か5歳の時に家族で行った植物園のムスカリです。紫色のプチプチとした小さなお花がぶどうの房のように咲いていて、すごくかわいかったのでおねだりして買ってもらいました。ところが、あまりに嬉しさに毎日たっぷりお水をあげていたら腐ってしまって…。悲しい思い出なんですけど、これが最初のお花の記憶です(笑)。私にとって、ムスカリは特別なお花ですね。

Q:特に好きなお花はありますか。
瀬戸:テッポウユリが好きです。美しい花弁からは想像のつかないような太い茎や力強く生える葉に惹かれます。上から見下すように下に向かって咲いていて、どこか怖れも感じられるんですけど、可憐でありながらもたくましさの宿る姿に魅力を感じます。

▼瀬戸かほさんのそのほかの作品は、こちらから!
https://www.shutter-mag.com/squareup/setokaho/

自分を見つめ直す

Q:モデルとしては、いつから活動されているのでしょうか。
瀬戸:大学3年生のときに写真を撮ってもらったことがきっかけとなって、モデルのお仕事を始めました。当時は知識も経験もない状態で、持ち合わせていたのは「よし頑張るぞ!」という心構えだけでした。素晴らしい方々との出会いを重ね、どうしても超えられない壁や自分の力不足を感じることもありましたが、最近は肩肘張らずに自分らしくやれたらいいなと思えるようになってきました。

Q:モデルのお仕事には以前から興味をお持ちだったのでしょうか。
瀬戸:もともと写真は苦手でした。その克服のために撮ってもらうようになって、次第にモデルとして活動するようになりました。写真に対する苦手意識が強かったので、自分がモデルの仕事をして大丈夫なのだろうか、と不安なときもありました。自信はずっとありませんでしたね。今もそれほどないですけど、自信がないことが失礼なので、ある程度の自信は持っていないといけない、といつも心に思っています。

Q:写真が苦手だったんですね。
瀬戸:笑顔に自信がないのと、カメラを向けられたときにどんな顔をしたらいいか分からなくて、いつも変な顔ばかりしていました(笑)。いまだにカメラを向けられるとピキピキと強張るときがありますけど、最近はちょっと写真との距離を縮められたのかな。

Q:モデルを長く続けられて、ご自身の中で変化はありましたか。
瀬戸:流れるように歩んできたかと思えば、右往左往していろんな変化があったかもしれません。人格とまではいかないですけど考え方が変わりました。今まで人間って考えが変わらないものだって思っていたんですけど、そんなこともないんだと気が付きました。昨日はAだと思っても、次の日はBと感じることも全然あり得ることなのだ、と。言葉にすると当たり前のことのように響いてしまいますけど…(笑)。人は考えが変わるということを、やっと自分の中で分かり始めました。

Q:実際のご自身と、世間が作る瀬戸さんのイメージ。二つの間にギャップを感じることはあるのでしょうか。
瀬戸:カメラの前で笑うことが苦手だったので、周りからはアンニュイというイメージで捉えられていました。でも自分自身はアンニュイでも何でもないわけで。人が抱く私のイメージと実際の自分との間に乖離を感じて、複雑な気持ちが生まれることもありました。でも最近は、カメラの前でもありのままの姿でいたら、そもそもギャップはないじゃないかと思うようになりました。なので、できるだけ嘘をつかないように、どんなときでも普段の私でいられるように意識しています。

Q:モデルだけでなく、役者としての活動もされていますね。
瀬戸:お芝居では身体を使った表面的な表現だけでなく、心の動きや内の見せ方も大切です。例えば、寝ているときに宅配便が来たらどれくらいの時間で取りに行くのか、とか(笑)。もう少し寝たいを優先させるのか、それともすぐに取りに行くのか。もし自分以外の他の誰かだったら取りに行くのか行かないのか、どうするのか。一つの状況の中でいろんな人のパターンを思い浮かべて、私だけでなく、人々が毎日の中で心をどう使っているかを考えています。

Q:休みの日は何をして過ごすことが多いですか。
瀬戸:何かを吸収したくて、1日1回は散歩に出ています。あとはひたすら猫ちゃんたちと遊んだり一緒にお昼寝したりしています。お散歩中は景色に目を向けるというよりは、足元を見て歩いていることが多いかもしれません。いろいろ発見があって楽しいんですよ。例えば、今日は足元に花が倒れているとか、パンが落ちているとか。難しいことは考えていないです。今日は朝ごはんを食べ過ぎちゃったからお昼は食べ過ぎないようにしようみたいな、できるだけ軽いことを考えて歩くようにしています。

Q:お散歩はいつも決まったコースがあるのでしょうか。
瀬戸:違うルートを歩くこともあるんですけど、マップを見ないのでたまに迷子になってしまって…。散歩だったはずが、いつの間にか大冒険になっていることがあります(笑)。日差しが弱まった夕方に歩くことが多いです。夕暮れ時ってマジックアワーって言いますよね。夕日を感じながら歩くのはすごく気持ちがいいのでおすすめです。

Q:日頃大切にしていることはありますか。
瀬戸:自分と向き合うことです。SNSやさまざまなメディアを通してたくさんの情報を得る中で、自分の好きなことやしたいことが溢れて行ってしまっている感覚になることがあります。そういうときに自分と向き合って、自分の好きなことや本当にやりたいことって何だろうって一個一個すくい上げていく。自分のパーツを集める、と言ったらいいんですかね。自分と対峙して、自分自身を見つめ直す作業を大切にしています。

1枚1枚に記録された思い出

Q:今回、SQ1を使ってみていかがでしたか。
瀬戸:SQ1をはやく使いこなしたくて、夢中でシャッターを押していました。距離が近すぎるとピントがボケてしまうということが何回か撮ってみて分かったので、距離感を意識しました。あと、スクエアにどう収めるかで印象が随分変わるので、ファインダーをのぞいてカメラの位置を動かして、自分なりに撮りたい構図を探しました。出来上がった写真が自分が想像していたイメージと異なるときもあって、そのギャップも楽しかったです。

Q:撮ったチェキはどうしていますか。
瀬戸:撮ったチェキは全て、写真をしまう引き出しに保管しています。ついこの間も開けて見返していたんですけど、ちゃんと写真1枚1枚に思い出が詰まっているんですよね。気持ちを整理するつもりで引き出しを開けたら、いろいろな思いが込み上げてきて、整理はまた今度にしようってまた閉めました(笑)。

Q:瀬戸さんが感じるスクエアの魅力とは。
瀬戸:スクエアのチェキを今まで撮ったことがなかったんですけど、目の前に広がる世界を真四角で切り抜くというのがすごく新鮮でした。スクエアってかわいらしくもなるし、かっこよくもなる。その二面を兼ね備えていることで表現の幅が広がって、いろんなものにレンズを向けてみたくなる。写真ってこんなにも楽しんだって、改めて気が付きました。

写真=山田敦士
取材=百佐保里

プロフィール

瀬戸かほ(女優/モデル)
1993年、神奈川県出身。女優、モデルとして活躍。
趣味は植物を育てること、お花をアレンジすること。飾花インストラクターやJDPフラワーアレンジメントデザイナーの資格のほか、衣料管理士1級を取得しており、多才な才能と繊細な感性から引き出される豊かな表現で人々を魅了している。
@kahoseto06
https://www.instagram.com/kahoseto06/

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