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【SQUARE UP!】写真家・山口大貴 インタビュー 今だからこそ表現する自由奔放と幸福感

【SQUARE UP!】写真家・山口大貴 インタビュー 今だからこそ表現する自由奔放と幸福感


instax“チェキ”のスクエアフォーマットギャラリーサイト「SQUARE UP!」では、チェキスクエアの作品を掲載。本ギャラリーでは、自らの世界を切り開くアーティストたちが撮影する写真を通して、表現することの面白さを世の中に伝えていきます。

SQ1で切り取る世界

今回のゲストは、写真家の山口大貴さん。インスタントカメラinstax“チェキ”の新製品「instax SQUARE SQ1」(以下、SQ1)で撮影していただき、写真やご自身について語っていただきました。

さまざまな著名人が撮影したチェキスクエアギャラリー「SQUARE UP!」もチェック!
https://www.shutter-mag.com/squareup/


Q:初めまして!今日はSQ1で撮っていただいた作品や、山口さんご自身についてお話いただけたらと思います。
山口大貴さん(以下、山口):よろしくお願いします。

Q:写真家として活躍されていますが、写真はいつ始められたのでしょうか?
山口:本格的に始めたのは、一眼レフのカメラを買った25〜26歳の頃です。写真は幼い時から好きで、小学生のときに進研ゼミのポイントを貯めて、フィルムカメラをプレゼントでもらった記憶があります(笑)。

Q:子どもの頃から写真がお好きだったんですね!
山口:はい。先日、写ルンですで撮影した魚の写真を大量に見つけました。少年時代は釣りが趣味で、釣った魚を写真に残していました。今思うと、潜在的に記録することが好きだったんでしょうね。

Q:撮影を重ねていくことで、ご自身のスタイルに変化は感じられますか?
山口:当初は記録写真がメインでしたが、撮る対象が風景や食べ物だったりしたのが、徐々に人や友達に変わっていきました。今では、表現したいことや意識していることを表すようになって、目にした情景と出来上がった写真にちょっとした違いが出るのも楽しくて。最初の頃は、ありのままを記録するという意味合いが強かったのですが、今では写真と現実の間に生まれるギャップも楽しんでいます。

Q:写真を撮っていて、楽しいと感じるのはどんなときですか?
山口:頭の中のイメージを写真に落とし込んで可視化させ、出来上がった写真と対面する瞬間です。カメラマンの醍醐味ですよね。新鮮な気持ちで満たされてわくわくします。撮影中はモデルさんとよくコミュニケーションを取るのですが、シャッターを切る瞬間だけは何もしゃべらない間を作っています。そうすることで、緊張感やお互いが準備していたものが出てくる。その瞬間を大切にしています。

Q:今回、SQ1で撮っていただいた作品のテーマは何でしょうか?
山口:「自由奔放と幸福感」です。2020年はコロナの影響で制限の多い年になったので、一緒に作品を作るメンバーや僕の写真を見てくださった方にも、自由でハッピーな気持ちになってもらえたら、と願いを込めて取り組みました。

Q:スクエアで撮影してみていかがでしたか?
山口:スクエアフォーマットでは横幅増えたので、風景をいれた写真やテーブルフォトなど表現が広がりますよね。それにスクエアは規則正しい形なので、真ん中に見せたいものを置く日の丸構図や、連続性のある構図が映える気がします。

Q:作品制作で意識された点はありますか?
山口:単調な写真にならないように気をつけています。自分も動くし、相手にも動いてもらう。フォーマットに対しての人の大きさや色、アングルを特に意識しています。寝っ転がったりチェキを持つ方向を変えたり、いろいろ試しながら撮影しました。

Q:1枚1枚だけでなく、全体としても素敵ですね!作品9枚の並びからストーリーが感じられます。
山口:左上から右下に向かっていく人の目の流れを意識して、起承転結になるように並べています。左上が朝の雰囲気で、右下が1日の終わり。脈絡のない置き方をするよりは規則があった方がいいのではと配置にもこだわりました。モデル撮影は富士五湖の本栖湖で行なっているのですが、一番左下と右下にある2枚は、後日、友人とキャンプに行った時に撮ったんです。

山口さんのそのほかの作品は、こちらから!
https://www.shutter-mag.com/squareup/gallery_yamaguchi.html

丁寧な暮らしにつながるものを選んでいく

Q:キャンプで撮られたチェキも作品の中にあったんですね!キャンプはお好きなんですか?
山口:はい、2~3カ月に1回くらいしています。テントを張って、火を起こして自炊したり、釣った魚を食べたり、メンズだけで本格的なキャンプを楽しんでいます。今は冬なのでしばらくお休みしているんですけど、いつも夏ぐらいからスタートしています。お湯を沸かして野外で飲むコーヒーは一段と美味しいです。

Q:最近、夢中になっていることは何かありますか?
山口:丁寧な暮らしにつながっているものが好きかもしれないですね。キャンプやコーヒー、あとは香りものとか。近頃ハマっているのが、マスクにつける香りのミスト。専用のものだけでなく、もしかしたらこれもつけられるんじゃないか?と、試しにピローミストを使ったりして、日替わりで香りを変えてリフレッシュしています。

Q:写真のほかにも、キャンプや香りなど、日々の生活の中で五感をよく使っていらっしゃるんですね。
山口:そうかもしれないですね。撮りたい写真のイメージも、できれば写真から得ない方が新しい表現につながると感じています。自分の体を使って、見て、感じて、表現していけたらなと思います。

Q:今後、挑戦したいことはありますか?
山口:フリーランスフォトグラファーの活動と並行して、仲間と一緒にクリエイティブチームを組んで、ファッション系の撮影も多く担当させていただいています。チームだとディスカッションをしたり、アートディレクションに関わったりなど、成長を感じる瞬間が多くやりがいを感じます。今後は多くのブランドのコレクションやビジュアルを手掛けながら、日本のファッション誌や海外誌にも携わっていきたいです。個人の活動としては、個展を開催した際に写真集を出したいので、日々の記録のようなカットも残していけたらと考えています。

写真=山田敦士
取材=百佐保里

プロフィール

山口大貴
平成元年生まれ。神奈川県出身。
2017年より東京でフリーランスフォトグラファーとして活動開始。
ブランドLook、WEBコンテンツ、travel、展示主催などで活躍。
@hisameee
https://www.instagram.com/hisameee/

山口大貴さんが撮影したチェキは、こちらから!

さまざまな著名人が撮影したチェキスクエアギャラリー「SQUARE UP!」
https://www.shutter-mag.com/squareup/

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