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土屋アンナがスカウトした美少女、郁美カデール主演の映画「クシナ」公開

土屋アンナがスカウトした美少女、郁美カデール主演の映画「クシナ」公開

女だけの秘密の共同体の崩れていく日常と、試される母娘の愛を描いた映画「クシナ」が、2020年7月24日(金)よりアップリンク渋谷ほかにて公開。主演を話題の美少女、郁美カデールがつとめるほか、各界のミューズが集結していることでも話題を集めています。
本作で長編デビューを飾る監督、速水萌巴さんのインタビューもあわせて、作品の魅力をご紹介します。

各界のミューズが集結した美しい作品

本作は、映画やCMの演出や制作に加え、中川龍太郎監督の「四月の永い夢」では主人公の部屋のデザインとその装飾を担当するなど、独特のキャリアを築いてきた速水萌巴監督の長編デビュー作。本作では監督だけでなく、美術・衣装も担当し、美しい映像世界を構築しています。
その瑞々しさで劇中の女性人類学者も魅了するヒロイン・奇稲「クシナ」には、撮影数日前に作品撮りの1枚の写真が奇跡的に監督の目に留まり、本作が映画デビューとなった郁美カデール。
14歳の時にクシナを生んだ28歳の母・鹿宮「カグウ」には、ラストの表情で監督を泣かせた個性派女優・廣田朋菜。男の後輩と共に閉ざされた共同体に足を踏み入れる人類学者・蒼子に、均等にバランスのとれた美しい顔が歪な世界に足を踏み入れる現代女性の象徴としてぴったりとキャスティングされた稲本弥生。
村長である、カグウの母・鬼熊「オニクマ」には、強さと母性の両方を兼ね備える小野みゆきと、各世代のミューズが集結した映画です。

あらすじ

深い山奥に人知れず存在する、「男子禁制」の村には女たちだけが暮らしていた。
村長である鬼熊「オニクマ」(小野みゆき)のみが山を下りて収穫した大麻を売り、村の女達が必要な品々を買って来ることで、28歳となった娘の鹿宮「カグウ」(廣田朋菜)と14歳のその娘・奇稲「クシナ」(郁美カデール)といった他の女たちを守っていた。
閉鎖的なコミュニティにはそこに根付いた強さや信仰がある。
「そこで暮らす人々を記録することで、人間の美しさを証明したい」と何度も山を探索してきた人類学者の風野蒼子(稲本弥生)と後輩・原田恵太(小沼傑)が、ある日、村を探し当てる。
2人は、鬼熊「オニクマ」が下山するための食糧の準備が整うまで、滞在を許されることになる。
それぞれに迫られた、決断とは?

監督:速水萌巴インタビュー

速水監督は、物語が自身と母親とのものに近すぎるという理由で2年前に一度、配給オファーを断ったという背景があります。
2020年に入り、監督は勇気を出して本作の配給を快諾。監督自身の個人的な体験と密接にリンクした幻の作品が、2年の時を経てそのベールを脱ぎます。
本作の公開に際し、実施されたオフィシャルインタビューを掲載します。

自分自身で「物語る力」を信じて

Q:「リップグロスやマニキュアが欲しい」と言う女性がいるなど、想像と違った村でしたが、何か参考にした村はあるのでしょうか?

速水萌巴(以下、速水):撮る上で調べることはしました。中国に母系制度の摩梭人(モソ人)がいて、女性しか住んでいなくて、男性は通い婚のように夜やって来るそうです。その村には夫や父親という概念がないんです。
女性がきれいにするのって、男性に対してのアピールっていう部分もあるとは思うんですけれど、男性が排除されていたとしても、女性だけの価値観の中でも、美しくいるっていうことを女性にはしてほしいっていう私の願望でもあり、きっとするだろうな、決して男に対してやっているんじゃないぞ、という意思表示です。

Q:本作に手応えを感じたのはどのタイミングですか?

速水:制作費の問題もあり、2日目にラストシーンを撮らなくてはいけなかったんですが、水辺のカグウのラストの表情を見ている時に私、泣いちゃったんです。
この物語はフィクションだし、インディペンデントでやる内容としては挑戦的だったと思います。撮る前から「やめた方がいい」「アニメでやった方がいいんじゃないか」という意見ももらっていたんですが、そのラストカットが撮れた瞬間に、自分らしい意志を貫いてよかったと気持ちが温まりました。

Q:読者の方にメッセージをお願いします。

速水:私は物語の力を信じていて、もちろんそれは教訓を知るためにも使われてきていますが、自分の人生をもっと彩り豊かにして、時には守ってくれるのは、自分自身で物語る力を持っていることにあると思うんです。
本作はすごく個人的な映画で、2年前にも配給の話をもらっていたんですけれど、私にはあまりにもこの物語が自分のものに近すぎて、外には出せないと思って、映画祭以外では上映はやめようと考えていたんです。
時間が経ち、この映画の存在自体が私の中で物語化されてきたこともありますが、公開すると決めたのは、私にはすごく勇気が必要でした。自分の身を削ってでも「物語ることの歓びや美しさ」がみんなに伝わればいいなと思いますので、ぜひ劇場へ見に来てください。

速水萌巴 プロフィール

立命館大学映像学部卒業後、早稲田大学大学院へ進学。在学中から映画やCMの現場で働き始める。助監督を務めた映画「西北西」(中村拓朗監督)は、釜山国際映画祭ニューカレンツ部門、JAPAN CUTSにて上映される。また、主人公の部屋のデザイン・装飾を担当した映画「四月の永い夢」(中川龍太郎監督)はモスクワ国際映画祭で批評家賞を受賞。本作で長編監督デビュー。

キャスト

奇稲「クシナ」役:郁美カデール

2006年7月8日生まれ。神奈川県出身。
2012年6歳からモデルデビュー。小学館「ぷっちぐみ」専属モデルを4年間務めたのちTVCM、PVにも出演。2018年には映画「クシナ」で主演として女優デビュー。2019年にモデル・女優の土屋アンナに直接スカウトされ、前事務所に所属。現在はショーを中心に活動の場を広げている。

男子禁制の集落を舞台に母娘の愛を描く、映画「クシナ」主演・郁美カデールの公式インタビューが解禁

鹿宮「カグウ」役:廣田朋菜

1987年5月14日生まれ、東京都出身。
映画主演作には、PFFアワード2011入選作「チョッキン堪忍袋」(2011/天野千尋監督)、「タカノの匂い」(2013/山岡大祐監督)、第48回 モントリオール・ヌーボー・シネマ、第15回大阪アジアン映画祭正式出品作品「VIDEOPHOBIA」(2019/宮崎大祐監督)がある。その他、ドラマや舞台、MVにも出演。

風野蒼子役:稲本弥生

1984年3月22日生まれ。宮崎県出身。
ソニー主催の発掘オーディションで2万人の中から選ばれ、15歳で上京。数々のCM、舞台、映画などに出演。現在は、女優、モデル業の他にArt、Fashionの企画製造をおこなう有限会社トライヴェンティの代表を務める。

原田恵太役:小沼傑

1988年5月16日生まれ。東京都出身。
高校を卒業後、文化服装学院ファッション高度専門士科で4年間学ぶ。その後、自分自身を別の物に創るということに興味を覚え役者を志す。映画出演作に「予告犯」(2015/中村義洋監督)、「サバイバルファミリー」(2017/矢口史靖)などがある。

鬼熊「オニクマ」役:小野みゆき

1959年11月17日生まれ。静岡県出身。
1979年、資生堂 サマーキャンペーン「ナツコの夏 」でデビュー。主な出演作に「トラック野郎 熱風5000キロ」(監督:鈴木則文)、「戦国自衛隊」(監督:斉藤耕正)、「あぶない刑事」(監督 :長谷部安春)、「ブラック・レイン」(監督:リドリー・スコット)、「ハサミ男」(監督:池田敏春)などがある。

【作品情報】
「クシナ」
監督・脚本・編集・衣装・美術:速水萌巴
出演:郁美カデール、廣田朋菜、稲本弥生、小沼傑、佐伯美波 藤原絵里、鏑木悠利、尾形美香、紅露綾、藤井正子 うみゆし 奥居元雅 田村幸太、小野みゆき
配給宣伝:アルミード
© ATELIER KUSHINA 2018 / 日本 / カラー / 70分 / アメリカンビスタ / stereo
公式WEBサイト https://kushinawhatwillyoube.com/

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