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各世代のミューズが集結した映画「クシナ」の初日舞台挨拶レポート!郁美カデール、廣田朋菜、速水萌巴監督が登壇

各世代のミューズが集結した映画「クシナ」の初日舞台挨拶レポート!郁美カデール、廣田朋菜、速水萌巴監督が登壇

山奥にある男子禁制の集落を舞台にした映画「クシナ」の初日舞台挨拶がアップリンク渋谷で開催。
本作で女優デビューした主演・郁美カデールさんと、クシナを14歳で産んだ母親役の廣田朋菜さん、速水萌巴監督が登壇し、撮影エピソードを披露しました。

各世代のミューズが集結した映画「クシナ」

「クシナ」は、大阪アジアン映画祭2018でJAPAN CUTS Awardを受賞、北米最大の日本映画祭であるニューヨークのJAPAN CUTSに招待され、海外レビューでも高い評価を獲得。
独特の感性と映像美によって支えられる世界観が魅力の作品。
舞台挨拶はアップリンク渋谷で2020年7月24日(金)に行われ、主演をつとめた郁美カデールさんと共演の廣田朋菜さん、そして速水萌巴監督の3名が登壇しました。

あらすじ

深い山奥に人知れず存在する、女だけの「男子禁制」の村。村長である鬼熊「オニクマ」(小野みゆき)のみが、山を下りて、収穫した大麻を売り、村の女達が必要な品々を買って来ることで、28歳となった娘の鹿宮「カグウ」(廣田朋菜)と14歳のその娘・奇稲「クシナ」(郁美カデール)ら女達を守っていた。
閉鎖的なコミュニティにはそこに根付いた強さや信仰があり、その元で暮らす人々を記録することで人間が美しいと証明したいと何度も山を探索してきた人類学者の風野蒼子(稲本弥生)と後輩・原田恵太(小沼傑)が、ある日、村を探し当てる。
鬼熊<オニクマ」が、下山するための食糧の準備が整うまで2人の滞在を許したことで、それぞれが決断を迫られていく。

「初心に戻って前髪を切ってきました」


「緊張しています」と語る、郁美カデールさん

冒頭、本作の主演で女優デビューを果たした郁美カデールさんは、「初めての舞台挨拶ですごく緊張しています。初心に戻って前髪を切ってきました!似合っていますか?」と明るく挨拶して会場を盛り上げ、廣田朋菜は「親子の話というよりは私は見終わった後に希望が見える映画だと思ったので、大変な中、皆希望を持って生きていけたらなと思い、そういうメッセージを楽しんでいただけたらと思います。」と満員の客席に向かって挨拶しました。
速水萌巴監督は、「本作は、私が早稲田の大学院の修士の4年生の時に作った作品です。ここアップリンク渋谷にあるカフェ・タベラでカメラマンの村松さんと最初の打ち合わせをしたので、完成させてまたここに戻ってこれとを嬉しく思っています。街中で撮影出来る内容ではないので、撮影前は『アニメの方がいいのでは』などと言われたのですが、こうやって完成したことを皆さんに感謝しています」と本作にかけた想いを語りました。

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意志の強さが「クシナ」と通じる


本作への想いを伝える、速水萌巴監督

実は、クランクインの数日前までクシナに合う役者さんが見つからなかったと振り返る監督。ヘアメイクさんに見せてもらった1枚の写真を見て、当時9歳のカデールさんに主演をお願いすることになったと説明。
4年前、急に「今日会えるか?」と言われたカデールさんは、「本当に何の役かもわからなくて、来てと言われて行ったら、『主役だよ』と言われて、絶対やりたいと思っていました。」と即答したそう。監督がカデールさんを見ながら、「当時は(身長が)この半分くらいのサイズで」と言うと、廣田さんもすかさず、「私は身長をめっちゃ越されてる!」とカデールさんの成長ぶりに興奮を隠せない様子でした。
山梨など遠くの山での撮影があると聞き、最初はお母さんが出演に反対したと語るカデールさん。
それでも「『できるの?』(と聞かれ、)『やりたい!』の一点張りでした。」と返したそうで、それを聞いた廣田さんは、「意志の強さがクシナと通じるところがあるんじゃないですか?」と納得。「色んな約束をしてましたよね?宿題やる!頭を1人で洗う!とか」と可愛らしいエピソードが飛び出し、会場は笑い声に包まれました。

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舞台挨拶ならではの撮影秘話も


撮影当時を振り返る、廣田朋菜さん

廣田さんは、クシナ役が決まらないままの本読みについて、「マジやべえと思っていました」と言い、会場は爆笑!「監督の世界観が出来上がっていて、それに合う子がいないって言っていたのですが、映画ってこういうことが多々起こるんです。絶対に見つかると思っていました。」と当時を振り返りました。
廣田さんは続けて、演じたカグウについて「閉鎖されたところにお母さんに連れてこられて生活しているという設定だったので、何もかも諦めている、自分の選択の余地がない役だなと思った」と感想を述べ、監督は「廣田さんは、お芝居に入るとスッと目から光がなくなるんですが、お芝居が終わって普通に喋っていると、ガラスのような目で、目がツルッとした輝きがあるんです。私はこれでカグウをやってほしいと思って、廣田さんとオニクマ役の小野みゆきさんと私とで何回かリハーサルをして、ああいう幼い感じのカグウを一緒に作りました」と舞台裏を披露しました。

役者の表情に注目してほしい

お母さん役を演じた小野みゆきさんとの撮影時のエピソードについて、カデールさんは、「一緒に演技をするシーンがあったんですけれど、すごい迫力なんです。」と話し、廣田さんは「ロケでずっと一緒だったんです。大人チームはお泊りもしていたので、母と子みたいにお風呂も一緒に入ったんです。小野さんは遠くからすーっと私を見て、『廣田さん、スタイルいいね』と言われ、『恥ずかしいよ、なんすかー』と。
あんなスタイルのいい方に言って頂けて、うれしかったです」と笑顔を見せました。
さらに廣田さんは、「見ていただいたらわかるんですけれど、アップが多く、役者の表情をとらえてくれているので、そこにぜひ注目してもらえればと思います。」とメッセージを送り、初日舞台挨拶は終了しました。

【作品情報】
「クシナ」
監督・脚本・編集・衣装・美術:速水萌巴
出演:郁美カデール、廣田朋菜、稲本弥生、小沼傑、佐伯美波 藤原絵里、鏑木悠利、尾形美香、紅露綾、藤井正子 うみゆし 奥居元雅 田村幸太、小野みゆき
配給宣伝:アルミード
© ATELIER KUSHINA 2018 / 日本 / カラー / 70分 / アメリカンビスタ / stereo
公式WEBサイト https://kushinawhatwillyoube.com/

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