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モロッコの山奥で暮らす姉妹を記録した映画「ハウス・イン・ザ・フィールズ」が公開

  • 2020.06.06
  • 2020.06.06
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モロッコの山奥で暮らす姉妹を記録した映画「ハウス・イン・ザ・フィールズ」が公開


アトラス山脈の四季折々の自然風景と、モロッコの山奥で暮らす姉妹たちの慎ましくも美しい日々の営みをありのままに記録したドキュメンタリー。
第67回ベルリン国際映画祭フォーラム部門最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされるなど、世界の映画祭に出品され話題を呼んだ作品がオンライン&劇場で公開。

あらすじ

秋、収穫の季節には畑仕事をして、森でイチヂクを摘む。
冬、厳しい寒さの中、火の周りで身を寄せ合う。
春、アーモンドやりんごの花が咲き、世界がふたたび色づく。
夏、緑と太陽の光あふれる美しい季節の中、ラマダンが明け、盛大な宴が始まる……。

弁護士を夢見る少女カディジャとその姉のファティマは、モロッコの山奥で暮らすアマジグ族の姉妹。
自然の恩恵を受け、数百年もの間ほとんど変わらない生活を送っている。
そんな日々の中、ファティマが学校を辞め、結婚することになる。
カディジャは、大好きな姉と離ればなれになってしまう寂しさ、そして自分も姉のように学校を卒業できないかもしれないという不安を募らせていく。

建築家ザハ・ハディドの姪、写真家が監督をつとめる作品


監督は、世界的建築家の故・ザハ・ハディドを叔母に持ち、写真家としても活躍するタラ・ハディド。
本作の製作にあたり、5年にわたって現地に通いアマジグ族と寝食をともにしたとのこと。
被写体に寄り添った親密な映像は、なくなりつつある生活様式や文化を記録しながら、人々の内なる想いをも紡いでいきます。
写真家の撮った映画だけに、映像美がとにかく美しい作品です。

アマジグ族との出会い


監督のタラ・ハディドがアマジグ族のことを知ったのは、モロッコ南部を旅していたとき。美しい村を訪れ、礼儀正しい部族の人々と接すると同時に、開発が進む現地の状況を目にし、「この美しい場所と部族を記録として残したい」と考えるようになったといいます。

「このプロジェクトは長い年月になる」と覚悟しながら、その衝動を抑えきれなくなったタラ・ハディドは、初めての訪問から数年後、荷物をまとめて再び村を訪れることになります。
最初は写真を撮ることから始め、やがて映像として村の生活と、そこに生きる「家族」を記録することを決意するのに、それほどの時間はかからなかったと語る監督。

少数民族に関する製作者側のメッセージや主張を挟まず、あくまでもドキュメンタリーとして記録されているのが、本作における最大の魅力であることは間違いありません。

【作品情報】
「ハウス・イン・ザ・フィールズ」
2020年5月1日(金)より、オンライン配信にて緊急公開
2020年アップリンク渋谷、吉祥寺ほか全国劇場にて公開予定
監督・撮影:タラ・ハディド
出演:カディジャ・エルグナド、ファティマ・エルグナド、ほか
配給・宣伝:アップリンク
(モロッコ、カタール/2017年/86分/1:1.85/アマジグ語/原題:TIGM N IGREN)

▼オンライン配信情報 ▼
価格:1900円(税込)

視聴期間:2日間

配信期間:5月1日(金)〜6月30日(火)
配信サービス:ビデオマーケット、music.jp、GYAO!ストア、DMM動画

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