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白人至上主義者のレイシストは生まれ変われるのか?衝撃の映画「SKIN/スキン」が公開

  • 2020.06.05
  • 2020.07.01
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白人至上主義者のレイシストは生まれ変われるのか?衝撃の映画「SKIN/スキン」が公開
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白人至上主義者のレイシスト(差別主義者)として生きてきた若者が過去と決別し、生まれ変わろうとした実話をもとに制作された衝撃の映画「SKIN/スキン」の公開が決定。
折しも2020年5月末、ミネソタ州・ミネアポリスで警察官が⿊⼈男性を死亡させたとして、全⽶各地でBlack Lives Matter(BLM)の抗議デモが相次ぐ中、分断と寛容の狭間で揺らぐ私たちの価値観に対する、まさに大きな「問いかけ」となるべき1本です。

あらすじ

スキンヘッド、顔面に憎悪を象徴する無数のタトゥー。白人至上主義者に育てられ、差別と暴力に満ちた生活を送るブライオンは、シングルマザーのジュリーと出会い、これまでの悪行を悔いて新たな人生を築こうと決意する。
本作「SKIN/スキン」は、イスラエル出身、ユダヤ人のガイ・ナティーヴ監督が、過去の自分と決別するために計25回・16カ月に及ぶ過酷なタトゥー除去手術に挑んだブライオン・ワイドナーを追うTVドキュメンタリー「ERASINGHATE」(11)に感銘を受けたのがきっかけで生まれた作品。

先行作品はアカデミー賞の短編作品賞を受賞

企画スタート当初、本作製作のために奔走した監督はなかなか出資の賛同を得られず、出資を募る目的で異なる物語、テーマは同じで先に短編を制作、その短編を見てもらうことで徐々に出資者を募ることができ、やっとのことで完成。
長編製作のためのツールとして作られた短編は見事、2019年アカデミー賞の短編作品賞を受賞。

監督によると、当初は企画の説明をしても誰もが「アメリカに白人至上主義の団体はない、それは過去の話だ」との反応を示していたそうですが、製作途中の2017年にトランプ大統領が誕生したことで状況は一変したそうです。

https://www.shutter-mag.com/blm-movies/

キャストには演技派が集結


本作は、2003年に米国で発足したスキンヘッド集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者だったブライオン・ワイドナーが辿った2008年~2009年に実際に起こった出来事を描いています。

白人至上主義の象徴ともいえる無数のタトゥー姿でブライオンを熱演したのがジェイミー・ベル。「リトル・ダンサー」で英国アカデミー賞主演男優賞を受賞したベルの驚愕の名演は絶賛されています。
また、ダニエル・マクドナルド(「パティ・ケイク$」)がブライオンに新たな道を示す女性ジュリー役を演じているほか、ビル・キャンプ、ヴェラ・ファーミガらベテランが脇を固めています。

【公開情報】
「SKIN/スキン」
2019年・アメリカ
2020年6月26日(金)より
新宿シネマカリテ、ホワイトシネクイント、アップリンク吉祥寺にてロードショー、以降全国順次公開

監督・脚本:ガイ・ナティーヴ
製作:ジェイミー・レイ・ニューマン、ガイ・ナティーヴ
撮影:アルノー・ポーティエ/編集:リー・パーシー、マイケル・テイラー
音楽:ダン・ローマー
出演:ジェイミー・ベル/ダニエル・マクドナルド/ダニエル・ヘンシュオール/ビル・キャンプ/ルイーザ・クラウゼ/カイリー・ロジャーズ/コルビ・ガネット/マイク・コルー/ヴェラ・ファーミガ

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