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木彫りの熊をアートでアップサイクルさせる「Re-Bear Project」が始動

木彫りの熊をアートでアップサイクルさせる「Re-Bear Project」が始動
掲載写真=Re-Bear Projectより

日本家具をアップサイクルする活動を行う家’s(イエス)から、木彫りの熊をアートでよみがえらせる「Re-Bear Project」誕生。
アーティストとコラボレーションすることで新しい価値を生み出す本プロジェクトの詳細について、ご紹介します。

木彫りの熊とは?

木彫りの熊を日本に持ち込んだのは、尾張徳川家の当主だった徳川義親だったと言われています。
義親が大正時代、欧州旅行の際に立ち寄ったスペイン・ベルンで木彫りの熊を購入し、その後に北海道の八雲町にある徳川農場(旧尾張藩士たちが入植した農場)で制作が始まったのが日本における木彫りの熊のルーツです。
やがて道民たちの冬期の収入源として全国に知られるようになった木彫りの熊は、昭和40年から始まった北海道ブームによって人気が再燃。
ただ近年は徐々にブームが一段落してきたこともあり、生活する空間で見かけることは以前に比べて少なくなりました。

「Re-Bear Project」発足のきっかけ

2020年、新型コロナウイルスの影響で人々の生活は脅かされ、自宅での滞在時間が長くなりました。「いつもの住空間をより明るいものにしたい!」という思いから「古いモノを活かしながらできることはないだろうか?」と考えるようになったことが、本プロジェクトスタートのきっかけだったそうです。
様々なイベントが中止となる中で、多くのアーティストの協力によって「アート×木彫りの熊×stayhome」の試みが実現しました。
本プロジェクトには10名以上のアーティストが参加。それぞれの想いで木彫りの熊にアートを施すことで、日本の古い木彫りの熊をアップサイクルする活動に挑んでいます。

「捨てる」選択から「活用する」選択へ。蘇った木彫りの熊によって、自宅の時間をより有意義にすごしてもらうために。
いつもの空間が少しでも豊かになることを願ったプロジェクトの今後に、注目です。

【参加アーティスト】

※一部紹介、五十音順

畦地拓海


京都府亀岡市出身。 日々を生きる中で沸き起こる感情や情景を記録するように、どこかで忘れてしまった事、失くしてしまった事を思い起こさせるキッカケとなるような漆芸作品を制作している。

川植隆一郎


大阪府岸和田市出身。
絵を描くということは、自由な精神を解放すること。絵を描くといってもカンヴァスに向き合っている時だけが絵を描く事だとは思わない。食事、排泄、睡眠、性交など日々の暮らしの全てが絵を描く事であると私は考える。そうして私の作品を見てくださる人の精神をも解放することが出来るような作品を作りたい。また、そういった仕事が原動力である。

田中紳次郎


独特のラインアートのスタイルで、キャンバスペイントに限らず、壁画、アパレル、立体物、デジタルアートなど 多岐にわたる表現するアーティスト。
1985年CA州生まれ。2008年慶應義塾大学卒、電通を経てNYへ移住。ミュージカルプロデューサーアシスタント、ダンサーとしてNile Rodgers and CHICと共演、アパレルブランドBSWKを立ち上げ、平成中村座NY公演出演など、様々な経験をアートに活かしている。
帰国後、2018年には初個展「FACE」を開催。2018年末にNYにて30日間路上でライブアート活動を実施、翌年個展「NYC STREET ART PROJECT」を開催。同年にはART BATTLE TOKYOで優勝、ロンドンのギャラリーやストリートに作品展示す るなど、国内外で活動をしている。

西川美穂


1989 年栃木県出身。2013年多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科絵画専攻油画研究領域修了。
お笑いタレント又吉直樹さんが執筆された芥川賞受賞作品「火花」の装丁画に自身の作品「イマスカ」が採用される。油彩画、水彩画を描き本の装丁画に起用される。

松岡龍一


2015年に写真家(モノクロフィルム)としてアーティスト活動を始め、2016年に絵画、ライブペイント、立体物、インスタレーションと加速度的かつ、自由度の高い表現を求めて作品を制作し、国内外で発表している。自己の感性を圧倒的なまでに追求することが、アーティスト活動の根源に掲げている。
また、祖父が西陣織の伝統工芸士(着物帯)であることから、祖父とのコラボレーションブランド「高虎屋」を立ち上げ、(松岡=下絵、柄担当 祖父=着物生地担当)国内外でブランディングしている。

松崎大輔


海外生活など紆余曲折を経て、37歳より画家活動をスタート。 生きとし生けるものの「調和・共生」をテーマに、動物、魚類、植物などをカラフルなポップアートで描く。これまでにニューヨークのグループ展出展、東京都美術館出展、SUMMER SONIC2019ライブペイント参加、ART BATTLE TOKYO出場、日本テレビ「明石家さんまの転職DE天職」での作品放映などを果たす。
作品制作の他にライブペイント、壁画制作でも活動中。

山田千晶


京都府京都市出身。生き物をモチーフに漆を用いて彫刻を制作。生き物のもつ、豊かなカタチ、自由なカタチ、そこに自身の想いや願いを込めて表現することを大切にしている。

MadblastHiro


岐阜を拠点に壁画制作・ライブペイント・展示の活動を全国で展開。G-SHOCK、SONY、BETONESへのイラスト提供も行う。
独自の模様をブロックのように積み上げ、具象と抽象の狭間の表現を突き詰める。
2016年 TicTac presents G-SHOCK「勝手に広告展」最優秀賞、2017年BETONESデザインコンテスト2017 最優秀賞、2018年Sony`s FES watch U公認クリエーター採用。

【主催企業】
株式会社家’s(イエス)
約100年前の箪笥や古民家など、古いモノ×新しいモノ=本当に新しいモノをミッションに古いモノをアップサイクルする活動を行う。
https://www.yestoyama.com/

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